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2023.04.19

# 10『地元愛にまつわるピアノ曲』(3月11日放送)

アヤナイ・ミュージック本宮教室

ピアノ講師の赤羽志織です。

 

 

アヤナイ・ミュージックの講師陣によるラジオ

モットあなたのクラシック♫が

放送は、毎週金曜日 10:30〜11:00

再放送枠が土曜日の18:00〜18:30です♪

 

アヤナイのYouTubeチャンネルでも過去の放送が聴けます!!

ぜひ、お聴きください^^

https://www.youtube.com/@user-qc6wz9ts3x

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さて、この第10回目のラジオの放送日は

3月11日でした。

 

 

この日付をみると思い浮かぶのは

福島県民は特に忘れられない日ですよね。

 

 

 

私自身は、実家で何気なく過ごしていた時の大地震。

大地震がきたとき大パニック、無意識にピアノに向かっていました。

飾ってあった、昔のコンクールの盾がピアノにどんどん落ちてきて

『ピアノが〜!!!』と泣き叫んでいました。

 

「私ピアノそんなに大事だったのか」と改めて気付かされた瞬間でもあります。

 

そんな第10回は「地元愛にまつわるピアノ曲」というテーマでお届けしました。

 

綾香先生が紹介したのは

 

スメタナ作曲

連作交響詩 「わが祖国」 第2番 「モルダウ」(ピアノ連弾版)

 

 

スメタナの代表作。授業などでも聴いたことあるのでは?

スメタナはチェコ出身で、当時オーストリアの支配下にあった中で

祖国のチェコに対する愛情が込められており、チェコを象徴する曲となっています。

 

 

 

チェコの国で一番大きい川モルダウをイメージした曲になっており

曲の最初は川の流れている様子が表現されています。

 

 

だんだんと激しくなっていくのが

川の激しさとスメタナ自身の気持ちを表しているようで

胸が締め付けられますね。

 

 

続いて、私が紹介したのは

ショパン作曲

ラルゴ 変ホ長調 「神よ、ポーランドをお守りください」

 

この曲は、反田恭平さんがショパンコンクールで

演奏したことで一躍有名になりました。

 

ショパンコンクールでこの曲を演奏するのは

前代未聞だったようで、運営にこの曲で合っていますか?

と確認されるほどだったのだとか。

 

 

どうしても、この素晴らしい曲を

世界の人たちに知って欲しいという

反田さんの想いから、コンクールで演奏し

絶賛の嵐でした。

 

ラルゴと名付けられた小品は

ポーランドで歌われていた聖歌

神よ ポーランドをお守りくださいの旋律に

ショパンが和声をつけたものであり

 

ショパンの祈るような想いが込められています。

 

 

続いては、弘和先生です。

シベリウス作曲

交響詩 フィンランディア 作品26

 

フィンランドがロシアによって圧政下にある中で

ロシアからの独立運動に燃えていたフィンランドの国民を

この曲で鼓舞しました。

 

シベリウスがフィンランドに対する熱い想いを込めて作曲した名曲です。

 

 

こうやって見てみると

負けないぞ!!!という場面で

名曲が生まれているような気がします。

 

 

 

第10回ラジオはコチラ