2024.03.22
アヤナイ・ミュージック本宮教室
ピアノ講師の赤羽志織です。
今年も発表会の開催が決定しました。
昨年は初の発表会開催ということで
ドキドキの中でも練習の成果を発揮することができました^^
発表会が決まると講師がまず悩むのが選曲!!!
難易度やその子の性格、曲の雰囲気など
何十曲と曲を聴いて、楽譜を見て。。色々な視点から曲を決定していきます。
ん〜と悩むのは、生徒さんの練習量をどう見越すか。。
しっかり練習を積み重ねれば弾けそうだけど・・練習しないと難しそうだなという
ある意味賭けというか、生徒さんを信じて曲を渡す感じ。
自分が小学4年生の発表会の時に先生に渡された発表会曲が
ショパンの幻想即興曲でした。
まだ、バイエルも終わっていなくて、あんな音符が小さくてたくさんの曲。
「何これ、こんなの弾けるわけないじゃん!!」
楽譜をもらった当時は絶望・・・お先真っ暗。。
でも、少しずつ形になってきた時に
やっぱり嬉しかったし、達成感がありました。
あの時の私にあの曲を渡せた師匠が本当にすごいなと思う反面
「あなたなら弾ける、弾いてごらんなさい」と背中を押されていたように思います。
そして、その過程を乗り越えたからこそ実際弾けるようになったとも思います。
もっと言えば、「絶対弾いてやる!!」と負けず嫌いの私の性格を先生も見越してたのかも。。。
だからこそ、生徒さんを信じて曲を託す。
そのための選曲は結構大変だけど弾けた時の喜びは講師自身も嬉しいものです。
発表会を決めたよ!!とレッスンで渡すと
「弾けるかな・・・」と不安そうな顔。。
「え〜また発表会やるの・・」と言いつつ
レッスンではいつも以上に真剣に取り組んでいる様子が見られます。
本番に向けて、それぞれどうモチベーションを保たせるか
講師も勝負どころ^^
みんなの成長した姿を楽しみに見守ります^^