2024.05.21
アヤナイ・ミュージックピアノ講師の赤羽志織です。
今回は効果的だった鬼特訓メニュー、または特訓が必要な曲について
紹介しました。
ピアノをより素敵に弾くためには、やはり練習が欠かせません。
そして、その練習メニューによっても演奏の質が変わると思います。
弾けたらOKだとしたら
あなたの弾けたのゴールはどこ?
例えば
途中、つっかえながらも最後まで弾ければ弾けたなのか?
音は間違えていなくても、フレーズや強弱は無視。は弾けてる?
この基準を高めている子ほどいい演奏につながっているように思います。
ただ、細かいところをよりよく弾くための練習って
細かければ細かいほど、地味で単調なんですよねえ〜
最初の1小節を色々な方法で弾き比べてみたり
リズム練習をひたすら、何度も何度も反復練習したり。
反復練習を乗り越えるのには
気持ちの忍耐力も必要。
「もう無理・・・・できない」そう思った時点でそこで終わり。
そんな時に背中を押すのが私たちなのですが。なかなか難しい時もあります。
私たちピアノ講師も心が折れそうになることはもちろんあって
そんな時にピアノの先生や周りに支えられて、続けてこれたわけですが
私たちは鬼特訓を要したピアノ曲をご紹介します。
弘和先生が紹介したのは
ブルクミュラーのアラベスク
ピアノを習っている人は、ほとんど通るアラベスク。
テンポを上げると、指が動かないことがありますね〜。
ここ反復練習ポイントかなあ〜と思います。
定番なのが、リズム練習でしょう。
「タッカタッカ」「タータタタ」を
「ホットドック」「ヨーグルト」など言葉に当てはめると
子供達にはわかりやすいかもしれません。
私が紹介したのは
ベートーヴェンソナタ第3番ハ長調 1楽章
これは最初の2小節が難しい!!!!
最初の譜読みで心が折れかけます。
いわゆる3度の動き。
ドミの和音と、レファの和音を交互に「タカタカ」と弾くんですよね〜。
これが動きにくい。
弘和先生はこの3度の動きを
毎朝2時間弾いていたらしいです。
何においても、反復練習ができる心の強さは大切だと思います。
実際私は、その強さをピアノから学んで他でも活かせていると感じます。
7月には発表会がありますが、ピアノはもちろん精神面でも
成長してくれることでしょう。^^
では、第58回ラジオお聴きください。