2025.08.25
アヤナイ・ミュージックピアノ講師の赤羽志織です。
発表会が終わり、通常レッスンに戻りました。
発表会曲メインのレッスンから、教本や基礎メインのレッスンへ。
レッスンの形は戻っても、生徒さんたちのレッスンへの向き合い方
レッスンでの吸収力は、発表会前と全然違います。
やはり発表会を乗り越えた達成感とその過程で培われたものは
自信と力となっていたんだな〜と感じる日々です。
発表会では、他の子の演奏を聴くのも勉強。
その中で、こんな風に弾けるようになりたい!
いつかこの曲を弾いてみたい!発表会後そう教えてくれた生徒さんもいました。
「先生、いつかカノンを弾いてみたい」
そう教えてくれたのは、今年初めての発表会だったNちゃん。
初めての弾き合いでは、涙する場面もありましたが、本番では堂々とした演奏。
終わってみると、緊張しなかった!!と笑顔で答えていました。
初めての舞台で演奏をやり遂げたあとに、自分の口から「次に弾きたい曲」が出てきたことが
Nちゃんの心の成長が見えて、とても頼もしいですね。
パッヘルベルのカノンは
多くの人が耳にしたことのある、憧れの一曲です。
憧れのカノンを目指して、続けていってほしいなあと思います。
また、別の生徒さんのレッスンでは、お父さんが横で
「目指すはトルコ行進曲だな!」と声をかけていました。
発表会でお兄さんが《トルコ行進曲》を演奏していて、その姿がとても印象に残った様子。
子どもたちの「弾いてみたい!」という気持ちと温かい応援の言葉。
その積み重ねが、レッスンの中で小さな力となり、大きな成長へとつながっていきます。
発表会を通して、憧れの曲に出会えること、目標ができること
それは、自分1人で取り組んでいては、見つけられなかったかもしれません。
そういう意味でも色々な刺激を得て取り組んでいくであろう
生徒さんの今後の成長が楽しみです。