2025.10.09
アヤナイ・ミュージックピアノ講師の赤羽志織です。
ピアノを弾く時は、どんなことを考えていますか?
どんな音がなっていますか?
耳では何を聴いていますか?
音楽をヘッドフォンで聞くように
自分の演奏を聴き流してはいけません。
演奏を磨く過程の先には、音一つ一つを磨く必要があります。
レッスンの中でよくあるのは教本の曲をなんとなく仕上げてくる感じ。
間違えないように弾けてくるのがゴール?
教本には分かりやすく、曲の題名があるものが多いですね^^
その中で「おやすみなさい」という曲名の本があったとします。
レッスンで聴いてみると、おやすみなさい!!???
こんなんじゃ寝れない!!!!というような音たち!!!
こんな時に
「おやすみなさいって書いてあるけど?」
「音どうだった???」
「あ・・・・」
そもそも意識していないことが多いです。
練習の時から、おやすみなさいということは、こんな音かな?
イメージに近い音が出せているかな?と自分の音をよく聴きましょう。
イメージっぽい音がなった時
体や指はどんなタッチだったでしょうか?
自分の音を聴かなければ、いつまで経っても
音と体がマッチしていきません。
日々の段階から、聴くことを意識することで
指などのコントロールもしやすくなってくるのです。
そうすると、演奏の幅がぐんっと広がります。
ある本では、演奏において
音の変化は動作(モーション)を反映し
動作は感情(エモーション)を反映する
とありました。
レッスンでも、先生の音がどうなっているのか
自分の音がどうなっているのか、動きの技術と音の変化に自ら気づき取り入れなければ
ただの機械的な演奏となってしまいます。
もっと言えば、その先にこんな音を出したい!こんな雰囲気に持っていきたいがあると
より良いでしょう。
まずは自分はどんな音なの?
どうして、その音がなっているのか?
自分を知ることから、始めましょう^^