アヤナイ・ミュージックピアノ講師の赤羽志織です。

 

 

ピアノって本当に性格やその人の心情が出るものです。

レッスンをしていると特に分かりやすい。

 

 

曲の途中で間違えて、何度も最初から弾く人がいれば

部分練習とかがあまり好きじゃないんだなあ〜と思うし

指番号が正確ではない生徒さんは、楽譜をよく見ていないんだな〜と思ったり。

 

 

 

先月のAちゃんのレッスンでもそんな一コマが＾＾

 

 

いつもの通り教本を進めていくと

なんとなくは通して弾けているものの

いつも同じところで、次の準備に時間がかかり音楽が流れない。

 

 

 

ん・・・弾けてるけど、良くもない！！！

そこの部分は前回のレッスンでも指摘したところじゃない？？

 

 

どうしても繋がりが上手くいかないところは

問題点の前の準備段階からできていないことが多い。

 

 

その時の呼吸だったり、目線、指の繋げ方

全てに神経を使います！！！

 

 

 

「よし、そこの部分練習！」

何度も何度も部分練習をしていくうちに手の流れはつかめてきた様子のAちゃん。

 

 

 

「部分練習３回ノーミスチャレンジ！！」

 

え〜と言いつつ１回目は緊張しながらも

思考を巡らせて、気をつけて気をつけて弾いてクリア！

 

 

２回目

これ弾けたらあと1回というモチベーションもあり

ここも神経を巡らせて弾いている様子。クリア！

 

 

３回目

あと1回。丁寧な入りで進み終盤に差し掛かった時ミス！

 

 

「あっっっ！うわああ、最後気抜いたあ〜〜〜；；」

 

気抜いた〜〜！と自覚してんのかいな！！！とツッコミ先生。

 

Aちゃん再ミッションはクリア！！！

いくら弾けていても、どこか一瞬の気の緩みでできるものの、崩れるんですよね。

その後の演奏は、さすがの集中力で乗り切っていました。

 

ピアニストの方たちも

演奏を磨きに磨いて。。。最終的に辿り着くのが

メンタルコントロールなんです。

 

本番でいい演奏をする心を作る練習ですよね。

それは、ピアニストだけでなく生徒さんの皆さんにも言えます。

 

特に高学年以上になってくると、メンタル部分も演奏に影響してくるでしょう！

日頃から、気持ちの面にも目を向けて、心を整えてから練習に取り組んでみましょう🎵

 

 

Aちゃんとの楽しいレッスンの一コマでした＾＾