夏が来るころ、7月7日から22日頃は二十四節気の「小暑」にあたり
7月17日から22日頃は七十二候の「鷹乃学習」です。
たかすなわちわざをなす、と読みます。
5、6月に孵化した雛が、巣立ちの準備をする頃。
独り立ちができるよう、飛び方を覚え、獲物の捕り方を覚え
独りであることを学ぶ、人間でいえば自立に向けての準備です。
どのような「飛び方」や「狩り」を学ぶのか、
「どこまで飛べる」訓練をするのか、それによって
「どんな世界を見る」ことができるようになるのかが決まります。
夏休み前には、ピアノを始める子が多いそうです。
日本の四季と人間の未来を広げたい欲はリンクしているのかもしれません。
No.71