香りを「聞く」。
香道体験の機会をいただきました。
福島市森合の高野山真言宗・極楽寺。
福島県立美術館の北側、信夫山を少し入ったところ
福島市内を一望できるお寺です。
いただいた資料より
「香道は、『香木』という芳しき香りを放つ木を、四季の移ろいの風情や文学とともに、楽しく味わう日本独自の芸道です。
世界的に見ても、香りを文化芸術にまで高めているものは他に例を見ないものです。」
とても貴重な体験をさせていただきました。
香道では、香木の香りを嗅ぐとは言わず「聞く」というそうです。
ピアノレッスンのとき、自分の音を「聞いて」と指導されます。
組織内でも、人の能力を引き出すためには「傾聴力」がだいじです。
身体感覚を研ぎ澄まして微妙な変化を感じ取る、
注意深く物事をとらえることが
「聞く」ことなのだと理解を深めました。
No.58