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カラーを活かすコラム

部下という役を与えられた自分自身がどう工夫できるか

2022年4月に始まった本宮市のピアノ教室、アヤナイ・ミュージックも、5ヶ月が経過したところで、生徒さんも順調に増えました。

 

いろんなお子さん、いろんな家族に触れてみて、ときどき自分の子どもの頃のことを思い出したり、子どもの頃に想像してた大人の世界のことを考えたりします。

 

当時は、大人になったらなんでも正しくできて、わからないこともなくなるものだと思っていました。

 

でも、そんなことはなくて。

いつも正しいことなんてできないし、わからないことだらけ。

 

社会人になるときも

会社はいつも正しいことをしていて

上司は自分を常に導いてくれて

なんでもわかっていて、なんでもできるのだと思っていました。

 

まったくそんなことはない。

 

でも、上司は上司。

 

たぶん部下になる側に求められるのは

どんな上司にも従える柔軟さと

どんな上司でもうまく使う技量なのかと。

上司は常に正しいわけではない。

でも、従うこと。

上司の能力は高いわけではない。

でも、仕事の結果をだすこと。

 

そのために部下という役を与えられた自分自身がどう工夫できるか。

 

そんなことを前提に

上司になる側の人も、もっともっと謙虚に修練が必要。

 

自分の考えややり方を押しつけるのではなく

部下の才能や特徴はなんなのか

結果を出すためにはどういうサポートが必要なのか

時には、自分を超える能力を認め

自分を踏み台にしてでも伸びてもらうことをする。

 

自分は常に正しいわけではないけど

ついてきてくれてありがとう。

自分は能力が高くないけど

いっしょに結果をだしていくために協力していこうね。

 

そんな風に思って接したらどうだろう。

 

習い事の先生と生徒の関係も似たようなことが言えるのかもしれません。

 

人は、誰もが利益を求めています。

自分に利益をもたらしてくれる、自分を成長させてくれる人についていこうと思います。

成長ではないとすれば、なにか心地よい時間をくれる人を欲しているのかもしれません。

 

先生は偉いわけじゃない、常に正しいわけでもない。

だから、謙虚な気持ちで修練が必要。

 

技術や知識だけでなく、いいものに触れたり、いい人と出会ったり、いい時を過ごしたり。

自分を高める努力が必要だと思うのです。

 

人間的な広がり、深まりが、その人の価値を高めてくれるのだと思うのです。

 

「私( I )を発信できる場」

I&I アヤナイ・ミュージック

一人ひとりの想いに寄り添った教室 #本宮市 #ピアノ教室

https://ayanai-music.com/

No.88