2023.01.21
アヤナイ・ミュージック本宮教室
ピアノ講師の赤羽志織です。
アヤナイ・ミュージックの講師陣によるラジオ
モットあなたのクラシック♫が
1月からスタートしました。
1月7日初回放送!!
その第1回目のテーマは
『名刺代わりに聴いてほしいピアノ曲』
アヤナイの講師3人が
それぞれのエピソードを交えて
紹介しました。
綾香先生が紹介したのは
☞『ドビュッシー作曲のアラベスク第1番』
綾香先生といえば、ドビュッシーだよなあと思います。
アラベスクとは唐草模様のことです。
この柄のように
曲の旋律が美しく絡み合い
ドビュッシー独特の響きを感じられます。
大人でピアノを始める方にはもちろん
どの世代にも人気のある憧れの曲でしょう。
⇩曲はコチラ⇩
水が流れてくるような透明感のある響きが
素敵だなあといつも思います。
次に私(志織先生)が紹介したのは
☞『ショパン作曲のノクターン遺作 嬰ハ短調』
ノクターンは邦語で、夜想曲とも訳されます。
全部で21曲。
その中でもこのノクターン嬰ハ短調は
戦場のピアニストで使用され、一躍有名となりました。
戦場のピアニストは実話であり、
ナチスのホロコーストを生き抜いた
実在のユダヤ系ピアニストシュピルマンの半生を描いています。
⇩生前のシュピルマンの演奏です!!
一度聴くだけで哀愁漂うなんとも言えない旋律が特徴的。
ショパンが好きな人は一度は弾いてみたい名曲と言えるでしょう。
私も戦場のピアニストを観て
この曲が弾きたくて仕方なくなり、講師演奏で演奏させてもらいました。
次に弘和先生が紹介したのは
☞『ショパン作曲の幻想即興曲』
一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
これも、ショパンといえば!というほど
人気の有名曲ですね。
弾きたい曲、聴きたい曲ランキングでは
必ずと言っていいほど上位に挙がる曲。
冒頭の力強い音から
加速して速いパッセージが続き、
中間部ではとても美しいメロディーが流れます。
このギャップがなんともいえません。
演奏はコチラ⇩
これは、弘和先生が
今でも覚えているほど身を削って
練習した曲なのだとか。
そのこともあり、いつでも弾けちゃうほど
体に染み付いているそうです^^
この幻想即興曲は
ショパンの死後出版され
作曲したショパン本人は出版することを
望まなかったのだとか。
世間の目に触れることなく焼き捨てるようにと
遺言していましたが
友人のユリアン・フォンタナによって出版されることになったそうです。
今日ブログに載せた
3曲だけでもそれぞれ違うエピソードがあり面白いですね^^
ラジオが聞き逃したも
ブログを通して内容を知ってもらえると
いいなあと思います。
ブログでしか解説していないこともあるかも??
ラジオは土曜日18時〜18時半です♫
お時間ある方はぜひお聴きくださいください^^
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
∮土曜日午後開講できる講師の方を募集しています!!
↓詳細は下記のブログをご覧ください
ご応募はコチラから⇩
https://ayanai-music.com/contact/