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2023.04.30

# 13『ウソ!みたいなピアノ曲』(4月1日OA)

アヤナイ・ミュージック本宮教室

ピアノ講師の赤羽志織です。

 

 

アヤナイ・ミュージックの講師陣によるラジオ

モットあなたのクラシック♫が

放送は、毎週金曜日 10:30〜11:00

再放送枠が土曜日の18:00〜18:30です♪

 

アヤナイのYouTubeチャンネルでも過去の放送が聴けます!!

ぜひ、お聴きください^^

チャンネルはコチラ⇩

https://www.youtube.com/@user-qc6wz9ts3x

 

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このオンエア日は4月1日でした。

 

4月1日といえば

エイプリールフールですね!!

 

 

ということで、テーマは

『ウソ!みたいなピアノ曲』をご紹介します。

 

 

私が紹介したのは

滝廉太郎作曲

 

 

 

滝廉太郎は、中学音楽などでも勉強する機会があるかなと思います。

 

ピアノ曲「憾」

聴いてみるとどんな背景が思い浮かびますか?

 

滝廉太郎は23歳という若さで結核を患い

亡くなってしまいました。

 

 

このピアノ曲は自分の病気を知り

先は長くないのだと感じた滝廉太郎の

人生に対する無念さと後悔を表しているそうです。

亡くなる4ヶ月前に作ったのだとか、、、、

まさに本人が嘘だろ!!と思ったのではと思い選曲しました。

 

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次は綾香先生。

 

サティ作曲

ヴェクサシオン

 

 

 

「ヴェクサシオン」極めて珍しいピアノ曲です。

この曲は、なんと!!!同じ楽句を840回繰り返すという非常に異例な構造を持っています。

 

この曲は、サティ自身が「心理的実験」と位置づけて作曲したもので

一度の演奏に数時間以上を要し、非常に疲れるとされています。

実際に、この曲が初めて公開されたのは、サティの死後40年以上経った1969年であり

それまでほとんど知られることはありませんでした。

 

「ヴェクサシオン」という言葉は、英語の「vexation」(悩ませること、苛立たせること)に由来しており、この曲が聴衆や演奏者を苛立たせるような効果を狙っていたとされています。また、サティはこの曲を「異常な秘密」として、この曲が作曲された背景や意図については明かさなかったとされています。

「ヴェクサシオン」は、音楽史上でもっとも独創的で特異なピアノ曲のひとつとして知られており、現代音楽に多大な影響を与えた作品の一つでもあります。

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続いて、弘和先生が紹介したのは
一柳慧作曲
タイム・シークエンス

パッと見た感じ、音符がプログラミングのように
打ち込まれていますね!!!
この曲は時間の連続性や音楽的なリズムの断片化など、
時間に関する様々な要素をテーマにしている作品です。

ピアノの演奏においても、異なるリズムが同時に出現することで、時間的な混沌感や複雑性を表現しています。

また、一柳氏は「タイムシークエンス」の作曲にあたって、

科学的な手法を用いて音楽を創作することを目指しており、

コンピューターを用いた音楽制作にも取り組んでいました。

このように、一柳氏は科学と芸術を結びつけた独自の創作手法を用いて

革新的な現代音楽作品を生み出しました。

 

この曲もアリなんだ!と新発見させてくれる新しい発想!

 

これも芸術・・

 

ウソみたいな曲・・面白い!!!

 

 

ぜひ、実際の解説等も聴いてみてください^^

 

第13回ラジオはコチラ↓