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2023.08.24

自分のイメージした音は?レッスンの一コマ

アヤナイ・ミュージック本宮教室

ピアノ講師の赤羽志織です。

 

 

 

今日は水曜日。来週は5週目のため8月の最後のレッスンでした。

お盆休みの楽しかったエピソードを嬉しそうに話してくれる姿が

とても、微笑ましい時間でした。

 

 

そんな中でも、ピアノの練習は忘れずに

取り組んでくれていた子が多く、前向きな姿勢を

感じることができました。

 

 

 

 

ピアノを初めて1年弱の生徒さんが多いですが

教本も進み、少しずつ表現の方も一段と細かくレッスンしています。

 

 

 

ピアノの難しいところでもあり、楽しいところでもある

音をどのように表現するか?伝えるか?

 

 

 

常日頃から、注意深く意識していると

自分の耳も育ってきます。

 

 

 

 

楽譜通り弾けてる!

音も間違っていない!

リズムもOK!!!

 

 

じゃあ、合格???かというと・・

 

 

 

 

 

惜しい!!!!

 

 

今日のMちゃんのレッスン。

 

 

 

今の音は、この曲に合っているかな???

どう思う??

 

 

楽譜には、落ち葉と夕暮れの絵が描いてありました。

 

 

 

 

「なんか違う、私、トゲトゲしてた!!!!」

 

 

 

 

夕暮れの落ち葉が舞う様子は

どんなテンポで、どんな音が合ってるかなあ???

 

 

 

先生の音よーく聴いててね。

 

 

見本演奏を見せました。

 

 

どんな音だった?

指はどう使っていたかな?

 

 

音のイメージができても

腕や指の動かし方が分からないと上手く表現できません。

 

 

そんな時はボールを活用して

指の沈み方を見たり、生徒さんの手の上で私が指を動かして

重みを感じてもらいます。

 

 

 

どの音でしっかり音がのっていて、脱力しているのか

体や目で感じてもらうためです。

 

 

 

何度も弾いていくうちに、イメージした音に近づいてきました。

 

 

 

生徒さん自身も曲の雰囲気やイメージを明確に持つと

音の表現はしやすいように感じます。

 

 

 

Mちゃんの来週の宿題の曲は

”さびしげに” と記されていました。

 

 

 

さびしげにってどんな感じだろう?

 

 

こういう時の解釈でそんな考え方もあったか!

と私の方が気付かされることもあるんですよね^^

 

 

盲目のピアニスト、辻井伸行さんの師匠であるピアニストの横山幸雄さんを知っていますか?

1990年、歴代の日本人でショパンコンクールにて最年少入賞を果たした方です。

 

この横山幸雄さんのQ &Aで紹介されたことが印象に残りました。

 

 

Qピアノが大好きで毎日3時間は練習し、毎週レッスンに通っています。

もっと上手になりたいと思っているのですが、どのようなことに気をつければよいですか。

 

 

この質問に対しての、横山さんのアンサーを一文をご紹介します。

より音楽を感じる感性を磨き、また演奏として表現するときには、自分の心の中でイメージする理想に近づいているかよく注意深く聴きながら練習することだろう。それが上達のためにも、また何といっても時間の短縮に大いに役立つはずだ。

 

 

 

 

今弾いている曲があれば、

今一度、音を聴き直して見ると良いかもしれません。

 

そして、弾く前に

楽譜と向き合って、ここはこうしようかな。。など

メモをとる時間作るのも大変有効な時間だと思います♪

 

 

先ほどの横山幸雄さんQ &Aはこちらから引用させていただきました。

ぜひ一度目を通してみてください。

https://www.chopin.co.jp/media/column/a617

 

 

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