2024.01.24
アヤナイ・ミュージック本宮教室
ピアノ講師の赤羽志織です。
新年に聴きたいクラシック曲3選をご紹介!!
以前、冬に弾きたいピアノ曲を紹介しました。
ブログはこちら↓
毎年必ずやってくる季節ごとに持ち曲を持つのもいいですよね〜!!
戦場のメリークリスマスなど、冬がきたら
「あ、この時期きたな〜」と弾きたくなるでしょう^^
今回は新年に聴きたいクラシック曲!!
年始といえばニューイヤーコンサートなどクラシックの放送も充実しますよね〜!!
年始といえばやっぱり・・・
ベートーヴェンの第9ではないでしょうか?
第9の中で、誰もが聴いたことがあるのでは?
ベートーヴェンが作曲した「交響曲第9番」の第4楽章で歌われている楽曲
喜びの歌、歓喜の歌とも呼ばれていますね。
この「交響曲第9番」はベートーベンが一番最後に作曲した交響曲と言われており
合唱が一部または全部に用いられている主題が多いのが特徴です
合唱の迫力が新年が明けたぞ!!!とめでたいムードにピッタリです^^
2曲目は個人的になんか新年っぽいなあ〜という曲
ラヴェル作曲
組曲 「鏡」より”道化師の朝の歌”
新年が始まり、気持ちが忙しい雰囲気と少し落ち着く様子、最後はやり切ったぞという感じだな〜と
聴いていたのですが!!!
実は曲の背景について調べてみると
全然朝ではなかった。。。
まず、この「鏡」はラヴェルが真夏の暑い時期にオランダを旅行した際に作曲したと言われており
その中でも、この道化師の朝のタイトル(Alborada del gracioso)のAlborada は夜明けを意味します。
ファンダンゴのリズムと軽快なダンスのステップのようなリズムは フラメンコ・ダンサー の一夜の恋のイメージを情熱的に描いた楽曲であると言われているのだとか・・
「え!!??」
背景を調べてみると、面白いですよね〜!
そして、そう思ってから聴くと「確かに!!」と納得です。
続いて、3曲目は綾香先生にお聴きしました^^
プーランクのメランコリーです‼
綾香先生は新年になるといつもその年にチャレンジしたい曲を決めるそうで
今年はこの曲!!!!!
メランコリーはフランス語で「哀愁」や「憂鬱」といった感情を指します。
この曲は、その名の通り、深い感傷や抒情性を表現しています。
戦時中に作曲されたと言われており、プーランクの悲しみが漂いながらも
暗すぎず、重すぎず。。。綺麗な響きなですね!
綾香先生の演奏で聴きたいなあ。
どの曲も素敵なのでぜひ聴いてみてください^^