2024.05.19
アヤナイ・ミュージックピアノ講師の赤羽志織です。
アヤナイ・ミュージック講師陣によるラジオ放送。
今回はハイドンについてお話ししました。
ハイドンといえば、オーストリア出身の古典派を代表する作曲家ですね。
作曲家のことを〇〇の父と表すことがあります。
音楽の父でいうとバッハ。交響曲の父がハイドンです。
ハイドンは交響曲を100曲以上作曲しています。
代表的なのが、交響曲第94番「驚愕」第2楽章
驚愕といえば、ハイドンが居眠りをするお客さんなど観客のマナーに不満があり
楽曲で起こしてやろうとしたというのは有名な話。
子供の曲集などでは、びっくりシンフォニーなど題されることもあります。
実際には、観客は飛び起き大成功だったそう。
ハイドン作曲 交響曲第94番「驚愕」第2楽章 お聴きください。
私が素敵だなあ〜と思う
ハイドンの曲 ピアノ協奏曲ニ長調。
THE古典派って感じの中にも美しさが。
続いて紹介するのは
ハイドンを想って作られた楽曲たち。
没後100年のときに6人の作曲家にハイドンにちなんだ曲の作曲依頼をしました。
その1人がラヴェル。
曲の作り方が特殊。
音とアルファベットを上記のように当てはめて
「HAYDN」から「シラレレソ」をメインとした曲になっているのです。
まず、出だしから右手の旋律が「シラレレソ」になっています。
それが何度も出てきます。
ラヴェルが作曲しているだけに、古典派とは違った響き。
時代の流れを感じますね。
第57回ラジオお聴きください^^