百田尚樹の「夏の騎士」は、勉強も運動もできない少年たちが
好きな女の子との関わりの中で「勇気」をつけ成長していく物語です。
その中で、主人公が大人になって理解したことがある、と言います。
一流大学に合格するような人でも勉強が好きなわけではない、むしろ、面白くない。
でもその苦痛を充実感に変えたり、楽しさに変換することができる。
アスリートも同じで、激しいトレーニングが達成感につながる。
一歩一歩の積み重ねが確実に上へと繋がる。
テレビをどれほど観ようと、何時間ごろごろしようと、その達成感は味わえない。
ピアノを続けてきて一番練習した時期は小学校5年生の時、そして今です。
小学校5年性の時のことはまた別の機会に綴るとして
今は明確な目標があってやっています。
それでも練習は苦痛のときが多いです。
でも楽しさに変換できているから不思議です。
達成感の味をちょっと知ってしまったからでしょうか。
No.13