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2022.09.14

革命的?日本音楽コンクール♫

アヤナイ・ミュージック本宮教室

ピアノ講師の赤羽志織です。

 

最近、大人の生徒さんとコンクールの新聞記事の話に。

 

 

今年で91回目の

日本音楽コンクールの記事です!!

 

この日本音楽コンクールのピアノ部門にて

指定ピアノ制度が導入されるそう。

 

 

この記事を見て

 

『ん?変革なのか?』

 

と思ったのが正直な感想。

 

 

数種類の機種から

自分で指定したピアノで予選や本選に進むというのは

国際コンクールでは、珍しくはないからです。

 

 

日本で行われるコンクールでは

高松国際ピアノコンクールくらい?

 

 

昨年行われた

ショパン国際ピアノコンクールでは

 

♪スタインウェイ[2台]ハンブルク製479、300

♪ヤマハCFX

♪ファツィオリF278

♪カワイ Shigeru Kawai-EX

 

の中から、本番のピアノを決めます。

 

細かく調べてみると・・・

 

 

1次予選に注目してみると

圧倒的にスタインウェイを

選択しているピアニストが多いですね!!!!

 

 

でも、面白いのが

3次、ファイナルと

ファツィオリ、カワイともに

通過者が変わっていません。

 

 

入賞結果は

ファツィオリ:3名

スタインウェイ:3名

カワイ:3名

でした。

 

予選でスタインウェイが圧倒的に

多かったものの結果に大差はないですね。

 

ここまでくると

もう、正直どのピアノも良い!!!

 

 

どのピアノがいいとかではなく

自分との相性はどうなのか?

 

響きや音が選曲と合うか

聴き手はどうかなど・・・・

指定ピアノの場合

変わってくるのではと思います。

 

 

そんな日本音楽コンクールのピアノ制度ですが

調べたところこれは、変革かも!と思った点がありました。

 

世界の国際コンクールでは

本選で参加者が3、4機種の中から選ぶ方式が多い中

 

 

日本音楽コンクールでは

1次予選では ヤマハCFX

2次予選では ベヒシュタイン

3次予選では スタインウェイDー274

を全員が弾き

 

その中から、本選で弾く機種を選ぶことが

できるようになります!!!

 

これまで、本選はスタインウェイのみ。

 

それが予選で体験した機種から選ぶことが

できるんですね!!

 

日本のコンクールでは

新しいことなのかなと思います!

 

それまでスタインウェイ一択の人なども

会場の響きやピアノによっては

違う機種に。。など新たな発見もできそうです。

 

こういうタッチがいいかな

こんな響き、音が良いなど

会場とのバランスも含め調律してもらえれば

最高ですね!

 

ピアノは、他の楽器とは違い

持ち運びができません。

 

なので、普段練習しているものではなく

会場のピアノとの相性もとても大切です。

 

逆に言えば、それだけ色々な楽器との出会いがあります^^

あのホールのピアノが素敵だな。。

などなど

 

ピアノ1つ1つにも個性があります。

 

ピアニストにとって、

それだけコンクールでの相棒を決めるのは

一苦労です。

 

 

そのためにも

常日頃から自分と向き合いながら練習すること

自分の音を聴いたり、自分の癖を理解しておくことが大切です。

 

とはいえ、これはコンクールのお話なので

ピアノを習い始める場合など

そこまで考えることもないでしょう。

 

どのピアノがいいの?

キーボードじゃダメなの?

 

まず、そういうところで

疑問が出てくるかと思います。

 

アヤナイ・ミュージック本宮教室では

ピアノの相談なども親身に承ります。

 

悩みに応じて、アドバイスしたり

その子に合ったピアノ選びを

お手伝いいたします^^

 

ピアノを習い始める前の

お悩みや疑問などもお気軽にお問い合わせください。

 

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