2023.03.17
アヤナイ・ミュージック本宮教室
ピアノ講師の赤羽志織です。
今回のレッスンの一コマは
年長のMちゃんです。
もうすぐ1年生になるMちゃんは
昨年の9月からピアノを習い初めました。
ピアノを初めて間もなくして
自宅にもピアノが届き、ウキウキ姿のMちゃんの写真が
送られてきたのを覚えています。
毎週一生懸命、練習して
宿題よりも先まで頑張ってきてくれることもあるMちゃん。
私が
『こんな感じで弾いてみよう!』
とお手本を見せると
『はい!!!!』
と毎回素敵なお返事をくれます^^
その度に私も
聴いてくれていたんだなと安心。
先生が指摘した時に
『わかんない、できない、、』
と聞く耳を持たない子もたまにいますが
素直に聞こうという姿勢は
こちらからしても、嬉しいです^^
そんな、Mちゃんにこの間こんな提案を・・・・・
『Mちゃんコンクールチャレンジしてみない?
お家に帰って、コンクールってどういうのか
YouTubeとかで見てきてみて。そして、来週返事ちょうだい?』
Mちゃんは、いつも通り
『はい!!!』
と素敵な返事で返してくれました。
あとあとになって、
「YouTubeとか観てって言っちゃったから
逆に出たくなくなっちゃうかな。。。」
と少し後悔していました。
ちなみに、コンクールと発表会って何が違うの?
と思うかもしれませんが、
簡単にいうと、発表会は今までの練習の成果を発表する。
コンクールは審査員の前で演奏し講評がもらえます。
演奏次第で賞がもらえたり、コンクールの規模によっては
予選、本選、全国と、次のコンクールが控えている場合もあります。
ですので、少し厳しいですが
弾き直したら、予選は通過できないでしょう。
止まらずに弾くことが大前提。
また、知らない生徒さんなどたくさんいるので
同じ年代の子がどのように演奏しているかという勉強にもなります。
なので、大変な面もありますが
貴重な経験だと思います。
さて、Mちゃんの次のレッスン日。
Mちゃんを玄関に迎えに行くと・・・・
『先生、コンクールに出ます!!!!』
この第一声にびっくり!!!!
『よし、わかった!頑張ろうね!!』
Mちゃんは、初めてのコンクールにチャレンジすることになりました。
コンクールに出ると覚悟を決めた姿は
やる気に満ち溢れたキラキラした目で、
私まで燃えてきた!!!
この経験が次につながる。
嬉しいなのか、悔しいなのか、楽しかったなのか、
どんな思いでもいいから感じてもらえたらいいな。
とにかく、それまで全力で一緒に突っ走ろう!!!