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2023.10.05

練習が嫌だ。。練習しない生徒さんにできること

アヤナイ・ミュージック本宮教室

ピアノ講師の赤羽志織です。

 

前回のブログとも関連する話になると思いますが

生徒さんの中には、家でほとんどピアノに触れることなく

レッスンへ来る子もいます。

 

 

家庭の環境だったり、その子もモチベーションだったり

理由は様々ですが、それでもレッスンに来てコツコツ自分の力にしているわけです。

 

 

 

ピアノのレッスンのみで上達するか?

と言われると、もちろん家庭での復習、部分練習等に

取り組む方が上達します。

 

 

ここで、1人事例をあげると

アヤナイの生徒さんではないのですが

 

 

年長からピアノを始めた、Kくん

最初の方は意欲的に取り組んでいましたが

学年が上がっていくごとに練習量は激減。

 

 

 

お家で弾いてくることがほとんどなくなったのです。

弾いたとしても、一回弾いてきた〜!という感じ。

 

 

 

そんな生徒さんのレッスンでは

とにかくその場ですぐにできることに重点を置いたレッスンに切り替えました。

 

 

家での練習が見込めないので

宿題を出して、確認しても、前回と同じ。レッスンで弾けるようになっても

次の週には元通り。

 

教本を進めることを優先しすぎてしまうと

限られたレッスン時間が有効的に使えないためです。

 

 

 

小学校3年生ごろから、レッスンに来たらすぐできる指のトレーニングと

リズム練習を中心にレッスンを積み重ねてきました。

 

 

 

 

そのKくんも6年生となり、今年の発表会曲は

ベートーベンのエリーゼのためにで決定。

 

 

誰もが知っているこの曲が発表会となり

火がついて自宅でも練習量が増えていたようです。

 

 

レッスンでコツコツと指を動かしてきたこと。

リズム練習を積み重ねていたことが見事に実って

お母様も今まで一番よく弾けていたと思いますとコメントをいただけました。

 

 

 

私が一番思うのは

よく、親御さんがここまで続けさせてくれたなと

続けさせる環境があったからこそ、彼はエリーゼを弾き切ることができました。

 

 

ただ、彼がここまで続けてこれたのは

もちろん、親御さんのサポートあってこそですが

根底にピアノが好きだと言うこと。

 

 

その気持ちがあれば、伸び代はまだまだだよ!!

小学6年のピアノ男子のこれからが楽しみ^^

 

 

その状況で続ける選択をした先にこういう事例もあるんだと

知っていただきたく紹介してみました^^