2023.01.18
アヤナイ・ミュージック本宮教室
ピアノ講師の赤羽志織です。
先月、須賀川のtetteにて
〜不登校の生き方について〜
の講演会を聞きに行ってきました。
弘和先生が
こんな講演会あるよ!!!と
教えてくれたのがキッカケです。
私自身つい最近まで6年半ほど
特別支援教育支援員として勤めていた経験があります。
支援員になったのは
学生時代か特別支援に興味を持っていたことと
ピアノのレッスンは小学生などの子供たちが多いので
実際に現場に入って先生たちの関わり方を学んで
レッスンに活かせたらという想いからです。
この経験を通して、レッスンの際に
色んな視点でアプローチできたらと考えています。
特別支援教育支援員ってなに?という方
ネットで検索すると以下が出てきました。
障害のある児童生徒に対し、食事、排泄、教室移 動の補助等学校における日常生活動作の介助を行ったり、発達障害の児童生 徒に対し、学習活動上のサポートを行ったりする者
とは、ありますが
私が支援員としてやっていたことは
公立小学校の通常学級の学習支援や
特別支援学級に在籍している子の交流学習の支援
(特別支援級の子が通常学級の子たちと共に学習すること)でした。
ほとんどが通常学級に在籍する子たちの支援です。
先生の指示が通りにくかったり
分からないのが言えずに、固まっている子など
声かけしながら支援します。
目からの情報が入りやすい子(視覚優位)
耳からが入りやすい子(聴覚優位)
子によって様々ですが
合理的配慮が必要な子供たちは
私の想像を遥かに超えてたくさんいました。
そして、私は
たくさんの子供たちと関わる中で
第3の居場所の存在が
子供たちの支えになるのではと
強く想っています。
第3の居場所とは?
言葉の通りですが
家庭や学校以外の心の拠り所のことを言います。
今の時代に
なぜ第3の居場所が重要視されているのか?
核家族化が進み、ご近所付き合いや地域のサポートが
昔より減ってしまったこともあり
孤立してしまう子どもたちが多いのです。
習い事には、たくさんの種類がありますが
ピアノは特に生徒さんの成長を近くで
感じることができるなあと思います。
というのも、
早くて3歳からピアノを初めて
長い子では、高校3年生から大人まで通ってくれたり・・・・
学校での嫌な出来事や
親にはなかなか言えない悩みを
ピアノ教室で吐き出してくれる子って
意外に多いです。
そういう子たちにとって
ピアノ教室は第3の居場所になり得るということ。
様々な角度から
その子たちにとっての最善のレッスンをしたい
そう思います。
実は来月、ある講習に行く予定^^
どんな学びがあるのか
今からワクワクしています!!!
講師が諦めたらそこで終わり。
私たちこそ、子供たちの可能性を信じたい
綺麗事かもしれませんが
この気持ちって生徒さんい伝わると思ってます。
練習をしてこない、やる気がない・・・
そういう子たちも正直いましたが
それでも教室に足を運んでくれていることに
日々、感謝です!!