2023.04.19
アヤナイ・ミュージック本宮教室
ピアノ講師の赤羽志織です。
アヤナイ・ミュージックの講師陣によるラジオ
モットあなたのクラシック♫が
放送は、毎週金曜日 10:30〜11:00
再放送枠が土曜日の18:00〜18:30です♪
アヤナイのYouTubeチャンネルでも過去の放送が聴けます!!
ぜひ、お聴きください^^
チャンネルはコチラ⇩
https://www.youtube.com/@user-qc6wz9ts3x
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
ブログでは、ラジオの内容や解説をご紹介します♪
ブログの内容を見てから実際に聴いてみると
また、違った角度から聴くことができるかと思います♪
さて、今回は第9回のラジオ放送についてです!!
第9回目のラジオ(3月4日放送)
3月といえば・・・ひな祭り!!!
ということで
『女の子にまつわる曲』をテーマにお届けしました。
綾香先生がお届けしたのは
ドビュッシー作曲
子供の領分 第1曲 グラドゥス・アド・パルナッスム博士
子供の領分は6つの小品でできている組曲。
ドビュッシーの娘であるエマのために作曲されたと言われています。
あくまでも、大人が子供の心へ帰ることを目的としており、
可愛くて子供らしい姿が浮かぶような、メロディーやリズムで構成されています♪
グラドゥス・アド・パルナッスム博士という題名が気になり、調べてみると
博士の名前になっている「グラドゥス・アド・パルナッスム」とは
「パルナッソス山への階梯」という意味で
クレメンティの練習曲集の題名にもなっているのだそう。
一般的にこの曲は指練習に退屈する娘を描いた曲と言われており
その練習曲を連想させるかのように、エクササイズのような指の動きが多いですね!!!
続いて、私が紹介したのは
ペヤチェヴィチ作曲
花の一生、8つのピアノ小曲集 作品19 第2番 すみれ
クラシックの女性作曲家は、あまり知られていません。
音楽室を思い浮かべると、男性しかいなかったかなと思います。
昔ということもあり、まだまだ女性が差別されてしまう時代でした。
女性が作曲家なんて!!!と言われてしまうそんな時代。
曲集の題名、「花の一生」というように
この曲集は8つの小曲集になっていて
一年を通して、花が開花する順番で構成されています。
全てに、お花の題名がついており
今回は、その中ですみれをご紹介しました。
響きが女性らしく、華やかだなあ、と感じます。
続いては、弘和先生。
フォーレ作曲(ピアノソロ編曲:メルボニ)
月の光
フォーレが作曲したのは歌曲集でしたが
女性作曲家 メル・ボニス によってピアノソロに編曲されました。
フォーレのメロディーの美しさをしっとりと表現していますね^^
ラジオの中でご紹介している演奏と違うものもあるので
聴き比べてみても、面白いかと思います♪
同じ曲なのに、表現の仕方が人によって違うことがわかります!!
第9回ラジオはコチラ