2023.04.21
アヤナイ・ミュージック本宮教室
ピアノ講師の赤羽志織です。
アヤナイ・ミュージック講師陣によるラジオ
『モットあなたのクラシック』が
金曜日:AM 10:30〜11:00
FMモットコムにて放送されています。
そして、ありがたいことに再放送枠決定!!
再放送枠は前回の放送時間
土曜日 18:00〜18:30
ピアノ曲を中心にアヤナイ講師陣が
お話しています♫ぜひお聴きください♫
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さてさて
アヤナイミュージックの発表会が
7月に開催することが決定しましたが・・・
本番に向けて、それぞれ一生懸命練習していることだと思います^^
今日のテーマは『ピアノと呼吸について』
???
演奏に関係ないのでは?
と思われる方いるかもしれません。
そんなことは、ありません。
ピアノ演奏で呼吸を意識することは
音の出し方、表現にとても密接に関わりがあります。
日常の練習から、自分の呼吸を意識しながら
練習することで本番も比較的落ち着いて演奏できるのです。
では、ピアノ演奏と呼吸がどのように密接に関係あるのかをご紹介します。
ピアノを演奏する際、楽譜の音符に従って正確にリズムよく演奏することが必要ですが
それだけでは面白みのない、機械的な表現力に欠ける演奏になってしまいます。
そこで、呼吸を意識することで音楽性や表現力を向上させることができます。
ピアノ曲にはフレーズという音符のグループがあります。
歌でいう、ブレスの部分ですね。
フレーズから次のフレーズを演奏する際にしっかり、息を吸うのか
それとも、あえてスッといくのか、人それぞれですが
自分の呼吸のタイミングに合わせて弾くことで自然な表現になることと
ま呼吸を意識することで、音符の強弱や音色の変化など、細かい表現をすることができます。
いわゆるフォルティッシモで演奏したい!!!そんな時に
息を吐き切ってしまったタイミングだとあまりエネルギーのない音になってしまいます。
反対にピアニッシモ(とても弱く)はどうでしょうか?
ピアニッシモの音は指先まで神経を研ぎ澄ませていないと表現が
とても難しいです。
私自身も、弱い音を表現したいとき
息をどうするか。。ものすごく意識しています。
ピアニッシモは
息をスーっと吐きながら、タッチすることで
自然と体の力が抜けて、力みのないピアニッシモの音になります。
とは言いながらも、やりすぎは逆に変になってしまうので
自分の音をよく聴いてバランスを考えながら、呼吸を意識することが大切です。
譜読みの段階から、楽譜と向き合い
体の筋肉がどうなっているかなど自分を知ることで
ベストな呼吸法で豊かな演奏につながると考えます。
小さいお子さんは、曲が始まる前は
急に入るのではなく、息を整えてから。。。
そして数えて弾き始めることをやってみましょう♫
ピアノ演奏となると、弾く!!!!ということだけに
意識がいきがちですが、弾けるようになってきたら
違う角度で、バランスを整えていくと
より、レベルアップした演奏につながると思います♫^^
ぜひ、トライしてみてくださいね^^