2023.05.16
アヤナイ・ミュージック本宮教室
ピアノ講師の赤羽志織です。
前回のブログは
ゴールをどこにするのか
というテーマでした。
弾けたら、ゴールイン!!!
私できたから、もう練習しなくて良いじゃん!!!
ん〜・・・
良いのかな?もっと何かできないかな?
目標を小さく設定するのは
良いと思います。
でも、ゴールではないよね?ということ。。。
あくまで、ステップであって
次の小さな目標の積み重ねが大切かなと思っています。
こういう芸術というか、音楽というか。。
ゴールがないのが時に大変だったり、ある意味面白いところ。
そして今日は心に響くピアノって?
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最近テレビでダンス対決を観ました。
芸能人チーム、世界1の子供がキッズチーム
ジャニーズのスノーマンらによる対決です。
すご!上手い!と思ったのは
やはり、世界1の子がいるだけあるキッズチーム。
でも、心に響いて涙が出てしまったのは
芸能人チームとスノーマンかな・・・(赤羽目線)
また数日前に違う番組では合唱団対決をやっていました。
アスリートチーム、芸能人チーム、芸人チーム、演歌チーム等・・・
現役歌手がいる演歌チームや、芸能人チームは
音程もバッチリだし、もちろん素晴らしかったです。
でも、SNS等で『感動した!!』と最も話題になっているのは
アスリートチームや芸人チーム。
私自身も、気づいたら最後まで聴き入ってしまい
芸人チーム、アスリートチームの合唱に心を打たれました。
ダンスも合唱も、そしてピアノも
同じことが言えると思うのですが
技術的に上手いものと
心に響くものって違うなあ〜。。。と
つくづく感じたのです。
完璧な演奏でなくても
心に響く演奏は、できるということです。
その中でも
〇〇のために。という気持ちがあるものは
強いなあと感じます。
発表会の本番、今までの過程を見てきたからこその感動もありますが
どんな子でもあの本番は、自分の全力で挑むんですよね。
レッスンでおふざけをしていたり、もう無理。。と心が折れかかっていた子も
『良い演奏をするんだ!』と気持ちが音に乗って届いているように感じます。
これは大人の生徒さんの話。
お母様にリクエストされていた曲を誕生日に演奏でプレゼント。
「お母様のために」この想いが
レッスンでも感じられ、自然と柔らかく、素敵な響きに。
『誰かのために弾くって良いですね』
その言葉が嬉しかったです。
みんなは、7月の発表会は
どんな想いを乗せてくれるかな?